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    エッセイ(雑記)【9】休憩室にて(了)





    (1102字/2002年3月記す2013年6月補筆修正)
     今日は朝から鬱々とした気分で最悪である。
     こんな出だしで始まる文章なんかは、自身においてでさえ、再び進んで読み返す気にもならないだろう。ただ、こうやって書くことでしか心情を吐露出来ないような気がするし、大げさでなく身を叩き焼き貫く現実、心へわだかまるあらゆる鬱屈、ここにぶつけでもしないとやっていけそうもないのだ。

    〈本当は大して書くことなどないのではないか〉だから粘っこい、もたついた、『鬱々とした~』などの一見含意のありそうでもあり、ただ放り投げたようでもある、言葉としての責任からは遠のいたものを、それでいて思わせ振りに選んでみせるのだ。こうして徒然なるままに筆を進めていったところで、ようするに書きたい文章や当てはまる内容はまさにあるのか。
     自分にとって本当に必要があるのか分からないのだ。必要が分からないとは、具体的にあらゆる意味で私の心情を少なからず紙面に出すことによって、心の平穏であったり癒しを、またある種の理解を得られるのかという期待と疑いからだ。
     書き出した上で、ある意味での客観性を持って――状態や結果はともかくとして、過程のメカニズムを知り得、感じられると――挑むこと。書くという行為自体どの程度意味があるのか、全くないのかもしれないといささかの疑問があるにせよ、それら仮定的前提に対して問を設定するのは悪くないとも思う。つまり個人的悟性の展開だ。
     少し読み返してみるに、いかにも自分らしいまだるっこいはっきりとしない物言いだなと、どうにも頭を掻き毟りたくなる。

     しかし感情を純粋に文章にするというそもそもが、およそ不可能なのではないのかと最近に至っては考えるのだ。とするとやはり大して書くことなどありはしないとの、ある種失望を抱かざるをえない。こうして書き始めるにしたがって言いたいことが浮かんでくる、真に純粋に〈思う〉瞬間が仮にあり得たとしてそれを捉えられるとでも、……。いや、誰もが見過ごし存在にさえ気づかない、事象の本質にまつわる影のごときものが仮に頭にもたげてこようと、そこへ当てられる光はなく、どの角度から見てもはっきりしないままでしかないのだ。まさに一つの甘えとしての大いに唾棄すべき期待の迷いでしかない。
     大方それは本当に表現したいと思っている感情の〈芯〉とは違った、いわゆる雑事についての意見、感想、想起、分析、論証、いくらか感情の優先した文句、あるいは冷静さを装った注文、提案の類である。そのようなことを文章にする自体に意味があるのか、つまり私がするべき(内的強度をもって迫る、または必然性を有して)必要な行為であるかといったことが、疑問として常に頭の片隅にこびりついているのだ。




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