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    夢見【11】流石の中西節(了)





    (970字)
     クイズ番組が始まる。名司会者中西ハクライのいつもの軽妙な挨拶が朗々と響く「地球より若い女子高生の皆さんこんにちわ、地球より年寄りの女子大生の皆さんこんばんわ」
     すぐに訂正が入る。「ほんとにごめんなさいね。でも、皆さん地球より長生きしてください」と訳の分からない謝罪。
     出演者はタレントやスポーツ選手、文化人の面々、それらがランダムで二人一組に分けられ一チームになる、まあよくあるシステムだ。チーム名は名前を組み合わせたものとなる。例えば、山田太郎と太田竹子なら山田竹子――Michael毘沙門やら大倉576といった具合で、誰と誰がくっついたのか私にはよく分からない。
     某局オールスター大感謝祭みたいに階段状に座席が配されており、ずらっと上にまで様々な人が並んでいる。一番右の一列だけは一般視聴者からの参加のようで一人ずつでクイズに応えるのだとか。他の出演者と違い名前を書いたボードは、目の前に置いていなかった。どうやら個人情報保護が理由なのだ。

     今回は妖怪も回答者として参戦しているということが、どこからともなく私に伝わってくる。見た感じでは一般参加にそれらしいのはいないので、TV局が特別ゲストととして呼んだのではないかと検討をつけて画面を見回す。
     階段状になったステージで言うと大体中段くらいか、前後左右からの座席順でちょうど真ん中あたりに、異様なほどに背が高く横幅の広い身体をしている、警備員の服を着た中年男が座っている。立っていたとしても2m50Cmもの巨体だ。しかし全員座っているはずだから、実際の身長は4m以上?
     何故か相方は大型バスだった。どうやって座っているのか分からない……いやいや、そうではなくてどうやってそこに収まっているのか、そもそも相方のバスは生命体なのだろうか?
     チーム名を見るとまた随分と長い奇妙なものだった。『地の例の例の例の猫の例の~が見つかりました』
     私は四番目は「例」ではなくて、「霊」に書き直さないと間違っていることに気がついた。TV局のスタッフってのは本当に適当だよなと、少し辟易とする。内部の人間は誰一人知らないし気がつかないのか、というか本人(妖怪)に聞いて確認をちゃんとしていないってことだとしたら、視聴者が間違いを見つけての指摘も出来ないほど無知無能だと思い込んでいるんだろう。まったく、だからTVってやつは……。




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